こんにちは!もるかです。
留学、お仕事、パートナーが外国人、いろんな理由で海外に在住されていると思います。
自身が日々食べる食事が美味しい方がいいですよね。
お友達や同僚、またパートナーの友人に和食を作って振る舞う機会がありませんか。
和食を作るにしても材料の調達が難しい、お金もかかる、日本では簡単に作れたものが作れなかったりしますよね。
住んでいる街によっては、日本食材を揃えること自体が難しい場合もあります。
そこで、スウェーデンの普通のスーパーにあるもので和食作り、サバイバルしましょう!
美味しくて、しかもお手頃価格で「和の食」を作ってみませんか?
調味料があれば比較的簡単に作れる「肉じゃが」「天ぷら」といった基本の和食もどんどん作ってください^^
オーセンティックな和食でなくて、和のテイストを取り入れたヌーベルキュイジーヌを展開。
和のテイストの簡単料理として、肉じゃがや天ぷらをゲストにお出しする際の前菜としてもぴったりですが、使う食材では主菜にもなる便利な特製ソースをご紹介します。
海外の方、日本人、どなたにお出ししても美味しい!と喜んでいただけた自慢のソースです^^
私がスウェーデン在住だったので、スウェーデンのスーパーマーケット食材を利用したメニュー構成になります。
ですが、ヨーロッパにお住まいの方なら、ご近所のスーパーマーケットやアジアショップで手に入る食材で似たことができると思います。
特製ソースの作り方と活用方法
必要な和の調味料は2点
・醤油
・わさび
この2つの和の調味料を調達してください。
わさびと醤油をサワークリームと混ぜて基本のソースを作ります。
作り方は簡単。
自分の好みの割合で混ぜるだけです。一応、作り方は別途記載しておきますね。
この基本の2つのソースを使って、野菜、肉、魚を美味しく食べるだけ。
食器、盛り付け方を工夫してみてください。
美しい盛り付けは美味しさを倍増させてくれますよね。ゲストを招いてのディナーで、きっと喜んでいただけると思います!
1、わさび+醤油+サワークリーム=わさびクリーム
基本のワサビソースの作り方
スウェーデンではサワークリームの種類がとても豊富です。
私のおススメは「Creme fraiche」(クラムファーシュ)です。
プラスチックカップに入って売っています。
スーパーマーケットの乳製品売り場を探してみてください(画像参照)。
材料:・Creme fraiche 1カップ・チューブのワサビ 5cmくらい・醤油 数滴(お好みで)
作り方:Creme fraicheのカップにわさびと醤油を入れてスプーンやヘラでよく混ぜる出来上がり!
基本の「わさびクリーム」を使ったアレンジ料理
前菜:1、生野菜、茹で、焼き、お野菜のわさびクリームのせ
わさびクリームは、野菜の上にかけても、ディップソースのように添えて付けていただいても。
●生野菜:ラディッシュ、きゅうり、にんじん、パプリカ、大根、マッシュルーム、セロリ、など
生野菜は食べやすいサイズに切る。
●茹で野菜:ブロッコリー、カリフラワー、ジャガイモ、アスパラ、など
少量の水で蒸すように軽く茹で、水切りする。
●焼き野菜:ズッキーニ、ジャガイモ、にんじん、赤ビーツ、根菜いろいろ(palsternackor、rotselleriなど)
切ってフライパンでオリーブオイルで焼く。
もしくは耐熱皿に入れて少しオリーブ油をかけて混ぜオーブンで軽く焼く。
●瓶詰、缶詰:焼いたり煮たりせず、時間も短縮したい時には、瓶詰を使用するのも一つの手です。
瓶詰、もしくは缶詰の「白アスパラガス」を使って、わさびソースとキャビアで飾ったバージョンも美味しくて美しくおすすめです。
2、わさびクリームのデビルドエッグ
イースター(PÅSK/ポスク)のディナーにもぴったりな前菜です。
盛り付け方を工夫して、ゲストを招いてのパーティーフードにも最適です。
材料:
・玉子 必要数
・わさびクリーム
・ケパー(瓶詰め) 少々
*スウェーデンでは「Kapris」という名前で瓶詰めのコーナーで売っています。
・ブラックペパー 粗挽き 少々
・Caviar (黒い粒のもの)
*魚介類コーナーで小さい瓶詰めで販売されています。「Caviar(キャビア)」はスウェーデン語で魚卵の総称です。盛り付けのデコレーションで使うとレストランみたいな仕上がりに。
・生のDill *あれば生のディルをデコレーションするとさらに美しくなります。
作り方:
1、茹で卵を作り、殻を剥いて半分に切る
2、草ネギを刻んでおく
3、黄身をボウルに取り出す
4、3、にわさびクリーム、ケパー、刻んだ草ネギを入れてよく混ぜる
*味を見て、粗挽き黒胡椒、塩、醤油、わさびも追加投入
5、白身のくぼみに4をスプーンで盛り付けて、その上に黒キャビア、ディルをデコレーションして出来上がり
6、お皿に盛り付ける
サラダ菜と共にデコレーションして出来上がり
*「春雨」をサラダ油(Rapsolja)で揚げて、もしゃもしゃした「なんちゃって鳥の巣」を作ってその上に乗せても。「巣篭もり玉子風」で素敵です。
スナックのようにあげた春雨も一緒に召し上がっていただけます。
4、サーモン+ワサビクリーム
2通りの作り方をご紹介します。
フライパンで焼くバージョンとオーブンで焼くバージョンの二つのサーモンを使った主菜にもなるお料理です。
フライパンバージョン
材料:
・サーモン 必要量
・ワサビクリーム
・バターもしくはオリーブ油
・小麦粉
・塩、胡椒
・サラダ野菜
*パックに入ったグリーンリーフ1袋
・ローズペッパー
作り方:
1、サーモンに塩胡椒して小麦粉を薄く塗す
2、1のサーモンをバターかオリーブオイルを入れた熱したフライパンで焼く
3、皿にサラダ菜を盛り付けて焼いたサーモンを乗せる
4、わさびクリームを添え、上からローズペッパーをホールのまま散らします
出来上がり
オーブンバージョン
材料:
・サーモン 必要量
・ワサビクリーム
・一緒に焼く野菜かキノコなど
・塩胡椒
・ローズペッパー
作り方:
1、オーブンフォームに塩胡椒したサーモン、切ったきのこや野菜を入れる
*おすすめはマッシュルーム、玉ねぎ、長ネギ
2、サーモンと野菜、きのこの上にわさびクリームをたっぷり乗せる
3、オーブンでサーモンに火が通るまで焼く
4、焼き上がりにローズペッパーをホールのまま散らします
出来上がり
どちらも冷やした白ワイン、日本酒とベストマッチ!
付け合わせには白米でもパンでも。
白米は、アジア食材店で買うこともできますが、スーパーマーケットで売っている「Grött ris」を鍋で炊けば、お安く日本のお米に近いご飯が食べられます。
「Grött ris」はスウェーデンではミルク粥として食べます。
1kgから袋入りで売っているので、豆や穀物の売っているコーナーを探してみてください。
この料理は主菜としても申し分ないです。
付け合わせに輪切りにしてフライパンで焼いたズッキーニ( 前菜で紹介したような焼き野菜)を添えると、盛り付けも美しく、ボリュームも増します。
こちらを主菜にする際は、前菜にはわさびソースを使わない料理を用意するのがよいでしょう。
まとめ
わさびクリームは汎用性が高く、いろいろなアレンジが可能な和のテイストのヌーベルキュイジーヌが生み出せるとても便利なソースです。
ポテトチップスやスティック野菜のディップとしてそのまま食べても美味しい。かけて焼いとも美味しい。万能選手です。
Creme fraicheは、スウェーデンのスーパーマーケットでは必ず手に入ります。
和食に慣れていないスウェーデンの方にも食べやすい和のテイストです。
スウェーデンで醤油、ワサビを購入することはそれほど難しくなくなったので、ぜひワサビクリームを使っておもてなしをしてみてください!
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